2006年11月05日

ナンバーナインコレクション

REDISUN
AW2000/2001
「redisun」逆転をテーマとしたファーストコレクション。白×黒を基調とした原色の世界でロック風のデザインに加えて、化学繊維のダイナライブとサイトスを使用し、「機能性」+「デザイン」を見事にマッチさせた。ちなみにredisunとは造語で英語の反対語に用いられる頭文字をひとつにまとめた、宮下氏の自作単語。
個人的におもしろいと思ったアイテムはクロス柄シャツ。これは普通のシャツでなく本来は寝巻きで、これも朝と夜の「逆転」の意味がある。
もうひとつはピークドジャケット。これはナンバーナインの歴史を通してもっとも定番的な服であると同時にナインのもっとも得意とするものである。着た時のシルエットは本当に素晴らしいの一言に尽きるし、なんといっても着心地が最高に良い。長時間着てもまったくへたれない。時間がある人はぜひショップに行って試着してください!
アクセサリーでは、JAM HOME MADEのコラボレーション。それと、ウエアではジオバーニとのコラボレーションもあった。

★代表アイテム★
「スタジャン」「散弾銃ジャケット」「スパイダージャケット」「クロス柄スニーカー」「ビートルジャケット」etc...小物では「トランプバッチ」「クロス柄スカーフ」などがある。




TIME MIGRATION
SS/2001
春夏初めてのコレクション。架空のヴィジュアルコメディスクールを想定して、それを元に展開した作品が多い。特に髑髏マークをポイントとして、髑髏エンブレムやジャケット、パンツの裏地として使うことにより、そのシーズンを象徴している。
また、この頃から「色落ち加工」や「薬品加工」を重点的に使い始めた。個人的にお気に入りなのは、ポインテッドサンダル。これは小物類の中でも一際輝いてて、これは現在のナインのシューズデザインにおける伏線にあたると思う。またJAMとのコラボで生まれた髑髏アクセサリー類もすごかった。ちなみに、髑髏エンブレムの中に書かれてる「SINCE1973」はデザイナー宮下が生まれた年である。

★代表アイテム★
「髑髏パーカー&スエット」「MILK&COOKTシャツ」「センタシームジーンズ」小物では「ポインテッドサンダル」「髑髏スカーフ」etc...



STANDARD
AW2001/2002
2年目を迎えた秋冬コレクション。「STANDARD」正しくその言葉の通り、レザーブルゾン、ヒッコリーストライプのパンツ、アーガイル柄のニットなど、既存にあるアイテムをストリートスタイルのレイヤードにのせて展開。特に、エンブレムやグランジジーンズ、フェンダーロゴと言ったところは、一見スクール風でありながらロックな雰囲気を垣間見せたとこは宮下氏らしい遊び心。
また、ジャケット類に関しては腰にベルトを付けたり、肩にエポレットを付けることによってミリタリー風(軍物)にしてたのが印象に強かった。個人的に思うことは、宮下氏が一番やりたかった事をあますところなく見せたコレクションだったと思う。また、ある意味この年が大きな分岐点(ストリートとモード)だった。

★代表アイテム★
「グランジデニム&ヒッコリー」「エンブレムパーカー&スエット&ストール」「ナポレオンJK」「モーターサイクル」「アーガイルニット」「ストライプジャケット」「ポロジャケット」小物では「フェンダー類トート&ポーチ&ベルトetc...」「紐無しウイニングチップシューズ」「ストール&ショール」




MODERN AGE
SS/2002
2年目の春夏コレクション。テーマはアメリカにおける「ビートジェネレーション(ビートニック)」を行き抜いた詩人達にインスパイされた作品が多い。膝や肘に「インク」を落ちた痕が象徴されるジャケット、パラシュートパンツ、トレンチコートなどがある。また、「藍染職人」によるジーンズやTシャツは圧巻だった。
さらに、ちょうどこの頃まだ記憶に新しい「アメリカテロ事件」が起きた後だったので、それの影響も強く、ニューヨークに関しての作品も多い。ひとつはニューヨークの俗称ゴッサムシティーでパロッた「I LOVE GOTHAM」Tシャツは個人的にインパクトが強かった。ちなみに、今コレクションでナインのプレスだった三浦さんが抜ける。そして数ヵ月後、新ブランド「PLEDGE」を立ち上げる。

★代表アイテム★
「職人物によるCUT UP&HIPSTER柄のTシャツ&ジーンズ」「スマイルTシャツ」「レザーライダース」「パッチジーンズ&Gジャン」「(インク付き)ベーカーパンツ&パラーシュトパンツ&カーゴパンツ」小物では「(復刻)紐なしシューズ」「ペコスブーツ」「職人物によるCUT UP&HIPSTER柄スニーカー」




NO WHEREMAN
AW2002/2003
本人曰く初めてロックを意識したコレクション。今回のコレクションではビートルズの故ジョージハリスンをオマージュした作品をボヘミアン&カントリー風にしてる。今までナンバーナインは白×黒のモノトーンが多かったが、今回のコレクションではアイボリー×チョコレートのモノトーンを基調にしている。これは宮下氏の精神状態にも深く関わっていることなのだが、ここでは敢えて説明を省く。
アイテムとしては、ラビットファー付きの物が多い。特にブルゾン系統はほとんどファーが付いてある。生地には上質なコーデュロイやアンゴラ、ウールなど冬定番のものが多かったし、デザイン的にも伝統的なウィンドウペン柄が多く使われてた。個人的には、ツイードジャケットが印象に強かった。さすがナンバーナイン!と言える着た時のスッキリしたシルエット、着心地は実際着たものしかわからないと思う。さらに今コレクションのジャケット&ブルゾンにはちょっとした遊びがあって、両脇の部分がくり貫かれた状態になってる。また、小物類におけるブーツやサンダルに関しては、ドイツの有名な「ビルケンシュトック」とのコラボレーションも記憶に新しい。

★代表アイテム★
「ファーブルゾン」、「錆泥加工ジーンズ」「コーデュロイパンツ」「ネルシャツ」「オイルドジャケット」「ロンゲージニット」「トナカイ柄ニット&ネックウォーマー」「ウエスタンシャツ」「古着の生地が使われたパッチワークシャツ(カシミアバージョンもある)」小物では「紐ベルト」ビルケンシュトックとのコラボレーションによる「ファーブーツ」「ファーサンダル」「バックスキンレザーバック」「ボンボン付きニット帽」





TOUCH ME I’M SICK〜A NEW MORNING
2003-2004 S/S&A/W
NOWHERE MANから約1年間の沈黙からあけたコレクション。宮下氏が病気でしばらく休んでいたため、春夏のコレクションはなかったが、2003年4月24日から春夏・秋冬合同といった形でコレクションを再スタートした。コレクションの内容は一言で表すと、ニルヴァーナの(故)カートコバーン一色!内容は、まずパターンの多さとカラーバリエーション多さが目についた。また、コレクションを象徴するハートマーク、ジャケットやシャツに使われたリバティー柄なども新鮮でした。さらに、カートと言えばというアイテム(寝巻きやカーディガン、ボーダー等)の多さにはびっくりした。個人的な意見を言わせてせてもらえば、全力投球でやったコレクションではなかったと思う。言葉は悪いが、カートが生前着てた服を丸ごと模倣した感じがするし、また品質面では、今までのコレクションと比べて、今回はオリジナル生地や中国製の生地を使っていたためチープ感(その分気持ち程度価格も下がったが・・・)はあった。しかし、一方では小物類に関して言えば、ブーツなどは職人を起用して手作業のものもあったのでこの辺はナインらしさが出てたと思う。なにわともあれ、宮下氏が復活したことは心から嬉しいです。今コレクションはウォーミングアップ。次回からまた、タフな服を作って欲しいです!

★代表アイテム★
「ベロシリーズ(ストーンズをパロッタ)Tシャツ、キャップ」「ロングTシャツ」、「文字Tシャツ」、「ベルベットJK」、「加工デニム」、「ボアブルゾン&Pコート」「パジャマ」「スタッズハット&ウエア」「ブーツ」小物では、JAMのコラボ「ハート型ネックレス&ブレス&ピアス&リング&ブローチ」「鍵ネックレス」「復刻髑髏リング(目玉の部分にダイヤモンド)」ちなみに、これからのアクセサリーは春夏はシルバー、秋冬はブラックと2色展開。

posted by ナンバーナイン at 18:53| NUMBER(N)INE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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